第一部  日本暦学史
第一編  原始・古代 1
第一章 日本における暦学の沿革一覧 1
第一節 沿革の表示 1
第二章 太古の暦学 1
第一節 有史以前の暦 1
(一) 人類と暦 1
(二) 本邦の有史以前の住民と暦 2
第二節 太古の暦学 9
(一) 本邦における国初文化の程度 9
(二) 暦法の起源について 9
(三) 古文献に現れている暦の鼻祖 12
第三節 太古時代の暦学の性格 12
第三章 奈良朝までの暦学 13
第一節 奈良朝までの時代の特質 13
第二節 大陸の暦法の輸入 13
(一) 韓土との交通 13
(二) 韓土の暦博士の来朝により韓暦法興る 13
第三節 この時代の暦学 18
(一) 中国の暦学説 18
(二) 中国古代の暦法 18
(三) 中国古代の天文学 19
(四) 天嘉・儀鳳・大衍・五紀暦の暦法の概略 26
(五) 日本の暦法 29
(六) 年紀について 35
(七) 暦官制度について 42
(八) 干支について 49
(九) 宣明暦時代の干支考について 56
(十) 時法について 67
(十一) 二十四節気について 68
第四節 この時代の天文観測記事について
(一) 概況
(二) 日食について
(三) 月食について
(四) 月及惑星現象について
(五) 彗星について
(六) 流星及び極光について
(七) 結び
第五節 奈良時代までの暦学の性格
第六節 奈良朝時代までの暦学史年表
第四章 平安朝時代の暦学 76
第五章 平安朝時代の記録に残っている天文観測記事について 123
第六章 『弘仁暦運記』について 138
第七章 『御堂関白記』について 141
第八章 平安朝時代の暦の断簡について 148
第九章 平安朝時代における日本の暦学の特色 151
第二編  中世・近代の始
第一章 鎌倉時代から江戸時代初期までの暦学の沿革について 157
第二章 暦の断簡について 164
第三章 七曜暦について 182
第四章 宣明暦使用の終る頃の時代の暦作の過程について 184
第五章 鎌倉時代より貞享改暦以前までの時代における天体観測について 189
第六章 鎌倉時代より徳川時代の初期までの時法について 200
第七章 鎌倉時代より徳川時代初期までの暦の研究の結び 201
第八章 鎌倉時代より貞享改暦以前までの時代の暦学史年表 201
第三編  近代・現代
第一章 貞享暦について 204
第二章 貞享改暦より宝暦改暦以前までの時代における天体観測について 279
第三章 貞享改暦より宝暦改暦以前までの暦学史年表 285
第四章 宝暦甲戌暦について 288
第五章 宝暦改暦より寛政改暦以前までの時代における天体観測について 309
第六章 宝暦改暦より寛政改暦以前までの暦学史年表 315
第七章 寛政丁巳暦について 317
第八章 寛政改暦より天保改暦以前までの時代における天体観測について 403
第九章 寛政改暦より天保改暦以前までの暦学史年表 413
第十章 天保壬寅暦について 416
第十一章 天保改暦より明治改暦以前までの時代における天体観測について 449
第十二章 天保革暦より明治改暦以前までの暦学史年表 453
第十三章 貞享暦時代から天保暦時代の末までの時法について 454
第十四章 江戸時代に新たに加えられた暦法の雑説について 457
第十五章 本邦における江戸時代までの頒暦の概況について 459
第十六章 明治五年の改暦について 466
第十七章 明治六年改暦以後における時法について 484
第十八章 明治六年改暦後の改暦運動について 485
第二部  宣明暦の研究
第一編  緒 論
第一章 隋代の暦法 495
第二章 九執暦について 502
第三章 唐代の暦法 522
第四章 隋唐暦法の基本常数について 539
第五章 隋唐時代における太陽及び月の運行について 543
第六章 隋唐時代においての歩行会術について 557
第二編  本 論
第七章 宣明暦の積年について 565
第八章 宣明暦の策望について 566
第九章 宣明暦の気候について 572
第十章 宣明暦の日・月運行と食について 581
第十一章 五星について 609
第十二章 宣明暦の暦註について 623
第十三章 宣明暦作暦の一例について 645
第三編  結 論
第十四章 中国暦法史上より見たる宣明暦の地位 664
第十五章 宣明暦の暦註について 670